基礎体温表の書き方。アプリより手書きがオススメな理由と、ストレスを軽くする方法!

私の運営している別サイトで配信している基礎体温表の使い方の説明です。

「基礎体温表を付けるのがストレスになる」という場合の、ストレスになりにくい書き方についてもご紹介します。

市販の基礎体温表でも取り入れられる方法ですので、ぜひ参考にして下さいね。

目次

基礎体温表はアプリより手書きがオススメな理由

最近はアプリとの連携機能が付いた基礎体温計もたくさんありますね。

「書くのがめんどくさい」と感じる方には、自動で記録できるアプリの方が一見便利そうに見えるかもしれませんが、私は手書きをオススメします。

手書きがオススメな理由

・データが消える心配がない
・書き込みがしやすい
・グラフ全体を見渡しやすい
・病院に持参しやすい

①データが消える心配がない

基礎体温のアプリは、データに保存期限がある場合があります。

そもそも使っているアプリがいつまで存続するかわかりませんし、データが消えてしまう可能性は十分にあります。

データを確実に保存しておきたいなら、バックアップを取らないといけません。

その点、手書きの基礎体温表であれば、そのままの状態で保存しておけばデータが消える心配はないので安心です。

②書き込みがしやすい

手書きであれば、自分好みに書き方を工夫できます。

項目を増やしたり、小さくメモを書いておいたり。

アプリでは決まった項目しか記録できず、アレンジもできません。

③グラフ全体を見渡しやすい

手書きだと、グラフ全体を見渡したり、別周期のグラフとの比較がしやすいです。

④病院に持参しやすい

産婦人科に基礎体温表を持参する場合、アプリではそのまま提出することができません。

結局、アプリのデータを印刷するか、書き写すことになります。

手書きの基礎体温表なら、そのまま提出できるので便利です。

エクセルで付ける基礎体温表は?

エクセルで基礎体温を入力して、自動でグラフを作る方法もあります。

こちらもアプリ同様、バックアップしないとデータが消える心配があります。

また、記録するたびにいちいちパソコンを起動するのも手間です。

基礎体温表の書き方

当ブログの基礎体温表を参考に、基礎体温表の書き方をご説明します。

①不要な日付に×を書く

日付を書く手間を省くため、予め日付を入れてあります。

いつでも使えるように31日まであるので、31日が不要な月では日付に×を書きます。

(31日がない月では月末にグラフが途切れてしまいますが、ご了承下さい。)

また、必須ではありませんが、日付の土曜日・日曜日を色ペンで塗ると1週間が把握しやすくなりますよ。

②月経周期を書く

生理開始日を1日目として、月経周期の欄に数字を書きます。

③記号を書く

基礎体温表には、生理日や夫婦生活の日などの記号を書くので、リフィルの右上に記号を載せています。

記号一覧

月経:×
不正出血:▲
おりもの:+
性交:〇
イライラ:●
月経痛:△

おりもの記号は+++、++、+の3段階で書くのも良いですね。

④月経血量を書く

グラフのマス目を月経血量に応じて塗りつぶすと、生理の状況が一目瞭然です。

1マス⇒少ない、2マス⇒ふつう、3マス⇒多い としています。

不正出血があったときにも使えますよ。

⑤備考欄の活用方法

記号スペースは2つ設けてありますが、備考欄に独自の項目を追加して記録することもできます。

追加項目の例

頭痛
胸の張り
むくみ
肌荒れ
便秘 or 下痢 など

また、グラフの線を引く時はフリーハンドで大丈夫です。

写真は見本用に定規を使って引きましたが、いつもはもっと適当です(笑)

▼ブログ内で配布している基礎体温表の使い方は、こちらをご覧ください。

基礎体温表の見方

グラフは高温期と低温期の2層になっているのが正常です。

低温期と高温期の境界線は36.7度が一般的ですが、個人差もあるようですね。

詳しくは、病院などのHPを参考にしてください。ここではカンタンにご説明します。

月経周期:25日~38日
低温期:36.7度より体温が低い。約2週間。
高温期:36.7度より体温が高い。約2週間。
排卵の時期:低温期から高温期になる。
生理の時期:高温期から低温期になる。
妊娠した場合:高温期が21日以上続き、月経が無い。

ストレスになりにくい基礎体温表の付け方

「基礎体温表を付けるのはストレスになるで、やめてしまった」という話を良く聞きますが、ストレスの原因は下記の4つに分類されます。

ストレスの原因

グラフを書くのがめんどくさい
グラフがキレイに書けない
妊娠を意識しすぎる

それぞれの対策をご紹介します。

①体温を測るのがめんどくさい場合

できるだけ短時間で計測できる基礎体温計を選びます。

最近の基礎体温計は5秒~15秒程度の短時間でもしっかり測定できるので助かりますね。

実際に短時間モード(予測値)と実測モードで測ってみたら、同じ体温でした。

最初のうちは測り忘れたり億劫に感じることもありますが、毎日続けていると苦にならなくなります。

②グラフを書くのがめんどくさい場合

忙しい朝に、わざわざ基礎体温表を出して、目的のページを開いて、グラフを書いて…というのは大変ですよね。

そこでオススメしたいのが、基礎体温表をクリップボードにセットしておく方法。

ページを開くという1つの動作が減るだけでも、かなりめんどくささが軽減します。

ペンも一緒に付けておけば、ペンを取り出す手間も省けますよ。

ノートタイプの基礎体温表なら、クリップで使うページを挟んでおく。これなら使うページをパッと開けます。

書くためのハードルをほんの少しでも下げるのが、続けるコツです。

③グラフがキレイに書けない場合

私はフリーハンドでグラフを書きますが、定規できちんと書きたかったり、まっすぐ書くのが苦手という方もいるでしょう。

その場合は、とりあえず体温の点だけ書いておいて、時間があるときに定規で線を引くのもアリ。

点だけでも体温の上下はちゃんと分かるので、妊活には影響しません。

(ただ、病院に持参するときには線を引いておくのを忘れずに。)

体温の上下が不規則にガタガタすることもありますが、遠くから見て「なんとなく2層」あれば大丈夫。

気になる場合は病院の先生に相談しましょう。

④妊娠を意識しすぎる場合

基礎体温表を書くことで、排卵日を気にしたり、高温期の後半(妊娠しているか、していないか判明する時期)にソワソワしてしまうことがあります。

その場合は、グラフの線を大きめの付箋で隠すと、書く時に高温期の日数を気にしなくなりますよ。

手帳などに体温の数字だけ書いておき、あとで数日分まとめてグラフに記入する方法もあります。

数字だけだと、パッと見ていつから高温期に入ったか分かり難くなります。

オススメの基礎体温計

アプリ連携機能のない、シンプルで安価なもので十分です。

私はこちらのオムロンの基礎体温計を使っています。

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記録は1日分しか保存できませんが、それがかえって毎日書く習慣につながったので良かったです。

測定時間も短く(5秒くらい)とても便利です。

「○○週間分記録できます!」という機能は便利そうにみえますが、「後でまとめて書こう」という気持ちになって、結局書かなくなって古いデータが消えてしまう…なんて可能性もあります。

ノートタイプの基礎体温表

「基礎体温表はノートタイプが良い」という方は市販の基礎体温表がオススメ。

まとめ

いかがでしたか?

基礎体温表の書き方についてご紹介しました。

基礎体温の測定は面倒なイメージがありますが、グラフを書くことによって自分の身体が「見える化」できるのでとても便利です。

私は生理不順なので、排卵日や生理のタイミングが分かるようになってすごく助かりました。

あなたの妊活のお役に立てば幸いです。

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