あなたは手帳をどのように使っていますか?現在の使い方に満足していますか?
私の手帳歴は今年で8年になります。本格的に手帳を使いはじめたのは社会人になってからでした。
8年間の間、「社会人」という立場は変わらないものの、手帳の書き方・使い方は暮らしや趣味の変化などによって、どんどん変わっていきました。
- どんな風に手帳を書いたらよいのか分からない
- 今の手帳の書き方に満足していない
- 書き方が定まらなくて困っている
- イマイチ手帳を使いこなせていない気がする
そんなお悩みを持つ方の参考になればと思い、今回は私の手帳の使い方・書き方がどのように変化・進化してきたのかをご紹介します!
手帳の使い方・書き方は変わっていくもの
手帳を使い始めると、いざ書こうと思った時に「どう書いたら良いのかわからない」と悩んでしまうことがあります。
私は手帳を使い始めた頃、真っ白な手帳を見て、何を、どこに、どんな風に書いて良いのか分からず、書き始めるのに時間が掛かってしまっていました。
手帳を使い続けているうちに、だんだん自分なりの書き方が決まってきて、今では悩むことはほとんどありません。
それでも、手帳の使い方・書き方はどんどん変わる、進化していくものです。その時の暮らし方や、書いておきたいことが何なのかによって、手帳の形式や書き方は違くなるのは当然です。
- 高校生では塾やアルバイトの予定、テストや勉強のスケジュール。
- 社会人では仕事や趣味について。
- 主婦では家事や家計簿、子供の予定など。
初めのうちは手帳の書き方が定まらなくても大丈夫です。だんだん自分の書き方ができるようになってきます。
私の手帳はこんな風に変わっていった
手帳入門:アルバイトのシフト記入
初めて手帳を使ったのは、高校生でアルバイトを始めた時でした。
アルバイト先で掲示された自分の出勤日時を書き込むために、100円ショップのマンスリーの薄型手帳を買いました。
出勤日時を書くだけなので、この頃は月ごとのカレンダーだけの薄くて小さい手帳で十分でした。
レベル1:ランニング記録としての手帳(ノート)
大学や社会人になってからも、手帳で時間管理をすることはありませんでした。
仕事は時間単位のスケジュール管理をメモする必要がなく、私生活の予定も机の卓上カレンダーに予定を書き込むだけで十分でした。
転機は社会人2年目。体力づくりのためにランニングを始めたのがきっかけでした。
ランニングで走った距離や時間をノートに記録するようになったのです。
手帳ではなく、A6サイズの小さなノートに日付を書き、線を引いたりして、そこにランニング記録を書いていました。
今でいうと、バレッド・ジャーナルのようなものです。
このノートにランニング記録を書くことをきっかけにし、少しずつ「記録を付けることのメリット」を実感するようになりました。
このランニング記録ノートは2年間使いました。
レベル2:ライフログ、日記としての手帳
ランニング記録ノートには、いつしか走った距離・時間だけでなく、その時の体調や次の目標、家計簿記録などの情報を書くようになっていました。
ノートに日付を書く作業が手間になってきたこともあり、A6サイズのランニング記録ノートから、A5サイズの手帳を購入し、そこに記録を書くようにしました。
(手帳は無印良品のマンスリーウィークリーA5サイズ)
サイズが倍になり、スペースが広くなったことで、記録できることも増えました。
月間マンスリーには予定を書き、週間ウィークリーのページには1日の食事内容、体調、運動記録、日記などを1日の終わりに書くようになりました。
サイズが大きく、持ち歩くのには不便な大きさでしたし、外出先でスケジュール管理をする必要も感じなかったため、手帳は常に自宅に置いておく、「置き手帳」でした。
ライフログ、日記としての手帳は、4年間使いました。
レベル3:常に持ち歩く、スケジュール管理・体調管理としての手帳
こちらが現在使っている手帳です。
「置き手帳」が4年間の長期にわたって続く中、ときどき、外出先でも「手帳を見たい、書きたい」と感じることがありました。
置き手帳の使い方が定まってきていたこともあり、別の手帳に乗り換えるのには勇気が必要でした。
自分の求めているような、シンプルで丁度良い手帳がなかなか見つからなかったというのもあります。
毎年11月頃に翌年の新しい手帳が売り出されるので、色んな手帳を手に取ってみては、良い手帳がないか探していました。
そんな時に出会ったのが、現在愛用している「プラチナダイアリー・プレスステージ」のバーチカルタイプSサイズです。

コンパクトで持ち歩きやすく、ページ内容もシンプルなので私にはピッタリでした。ようやく理想の手帳を見つけることができ、現在はこの手帳でスケジュール管理・体調管理をしています。
バーチカルタイプなので時間毎のスケジュールを立てることができます。以前は時間単位でのスケジュール管理は必要ないと感じていましたが、バーチカル手帳を使ってみると、とても便利で手放せなくなりました。
一日の何時頃に何をしたいと思っているのかメモでき、予定のある時間と、空き時間が一目瞭然です。
一日の記録を付けておくことで、ライフログや日記のような使い方もできます。
スケジュール管理・体調管理としての手帳は現在で2年目になりました。
手帳を使いこなせるようになったのは、7年目から
ランニング記録ノートとして2年、日記として4年、手帳として2年。
合計で8年間の手帳歴になりましたが、ようやく「自分の使い方」が分かり、使いこなせていると感じるようになったのは7年目頃からです。
長年使い続けたことで、書き方や使い方のコツ・テクニックが身についてきたのです。
目的は、自分の暮らしを豊かにすること
私が手帳を書く目的は、「暮らしを豊かにすること」です。
手帳でスケジュール管理をすることで時間にゆとりができ、やりたいことができるようになります。目標を立てて、実施記録を付けることで、目標を達成することもできます。
手帳をキレイに書く必要はありません、汚くても全く問題ありません。
目標を持って、手帳を使えているのかが重要です。
まとめ
試行錯誤を繰り返し、ようやく今の形に落ち着きましたが、これからも暮らしの変化に応じて変わっていくことでしょう。
完璧な人間がいないのと同じで、完璧な手帳術などありません。
昔の手帳をふり返ってみて、「あの頃はこんな書き方してたなぁ」と振り返るのもとても楽しいです。
ぜひ、手帳と一緒に成長する自分を楽しんでみてはいかがでしょうか。